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Twitter、便利なのに活用されていない“リスト”機能にテコ入れ ~新UIをテスト

スワイプでホームタイムラインと切り替え可能にしてアクセスを向上

Twitter、リスト機能の改善をテスト

 “Twitter”にはフォローしたアカウントのツイートが流れるホームタイムラインとは別に、好きなアカウントの一覧を作成して、そこに追加されたツイートだけを一覧できるカスタムタイムライン機能“リスト”が備わっている。雑多なツイートで埋め尽くされがちなホームラインとは異なり、ごく親しい友人のツイートだけを閲覧したり、特定の人物やジャンルの話題を追いかけたい場合に役立つ。リストに追加するアカウントは、フォローしていなくてもよい。フォローしてやり取りをする気はないが、発言には注目しているといったアカウントのツイートを購読するのにも適している。

 しかし、このリスト機能はアクセスしづらく、かならずしも活用されているとはいいがたい。そこで米Twitterは6月26日(日本時間)、スワイプ操作でホームとリストを切り替える機能を発表した。一部ユーザーを対象にテストを実施し、フィードバックを募っている。

 同社が示した案では、ホーム画面の上部にラベルのないタブのようなバーが追加され、画面を横にスワイプすることでホームタイムラインと複数のリストを切り替えられるようになるようだ。これはあくまでも試案に過ぎず、正式採用までにはまだいくつかの改善が行われる見込みだ。

 “Twitter”のリストは複数作成することが可能で、公開と非公開が選べる。公開されたリストは、他のユーザーからも閲覧できるほか、保存(登録)して自分のアカウントに追加することも可能。また、公開リストへ追加した際は、相手のアカウントに通知も送られる。“twitter.com”とiOS版「Twitter」アプリならば、自分がどのリストに追加されているかを確認することも可能だ。