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「Windows 10 19H2」に初めてのアップデート ~Build 18362.10005が公開(7月18日追記)

Build 18362.10005の追加機能を有効化するBuild 18362.10006が一部ユーザーに配信

Microsoft、「Windows 10 19H2」を“Slow”リングで公開

 米Microsoftは7月15日(現地時間)、「Windows 10 19H2」Build 18362.10005を“Windows Insider Program”の“Slow”リングで公開した。「Windows 10 19H2」のアップデートが配信されるのは、今回が初めて。

 「Windows 10 19H2」は、今秋正式リリースされる予定の次期“機能アップデート”(年2回実施される大型アップデート)。従来の“Windows Insider”ビルドのようなフルビルドアップデートではなく、累積的更新プログラム(以前に配布された修正も含んだパッチ)として配信されている。そのため、大きな機能追加は期待できないが、“Fast”リングでテストされている「Windows 10 20H1」よりアップグレードの負担は少ない。

 本ビルドでは7月の月例更新(KB4507453)で実施された変更に加え、いくつかの機能改善が施された。

 一般ユーザー向けの変更としては、ロック画面上で“Cortana”以外のサードパーティー製デジタルアシスタントを声で有効化できるようになった点が目につく。Amazonの“Alexa”などが利用できるようになりそうだ。

7月18日編集部追記: 7月17日、「Windows 10 19H2」Build 18362.10005で追加された機能を有効化するBuild 18362.10006が一部ユーザー向けに配信された。

Build 18362.10006が一部ユーザーに配信