ニュース

TDF、「LibreOffice 6.2.6」を公開 ~安定性・堅牢性を重視したエンタープライズ向け

「LibreOffice 6.2.6」「LibreOffice 6.3.0」で3件の脆弱性が修正されているので注意

TDF、「LibreOffice 6.2.6」を公開

 The Document Foundationは8月14日(ドイツ時間)、「LibreOffice 6.2.6」を公開した。40件を超える不具合と機能後退(リグレッション)が修正され、安定性と品質が向上している。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在“libreoffice.org”から無償でダウンロードできる。Windows版はWindows 7/8/10およびWindows Server 2012をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

 先日、新機能を積極的に盛り込んだ「LibreOffice 6.3」が正式リリースされたが、今回リリースされた「LibreOffice 6.2.6」は、古い「LibreOffice 6.2」系統の最新版となる。新機能の充実よりも安定性・堅牢性を重視しており、エンタープライズ向けに最適とされている。

 なお、本バージョンでは以下の3件の脆弱性が修正されているので注意。これらは「LibreOffice 6.3.0」でも対策されている。

ソフトウェア情報

「LibreOffice(最新版)」Windows版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows 7/8/Server 2012/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.3.0(19/08/08)
「LibreOffice(安定版)」Windows版
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.2.6(19/08/14)