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新フォント「Cascadia Code」を同梱 ~「Windows Terminal」の2019年9月リリース

v1.0のリリースは来年4月の予定

「Windows Terminal」v0.5.2661.0

 米Microsoftは9月24日(現地時間)、プレビュー版「Windows Terminal」の2019年9月リリース(1909)を発表した。本バージョンには「Cascadia Code」の同梱、設定スキーマの導入、スタイラスを利用した選択のサポートといった改善が含まれている。

 「Cascadia Code」は、「Windows Terminal」(コードネーム:Cascadia)とともに開発されたオープンソースの等幅フォント。ターミナルやコードエディターでの使い勝手を第一に設計されており、合字(リガチャ)の仕組みを活用して複数の文字からなる演算子をわかりやすく1文字で表示する機能などを備える。「Windows Terminal」には「Cascadia Code」v1909.16が含まれているが、“GitHub”から単体で入手することも可能。

「Windows Terminal」のコードネームを引き継いだフリー&オープンソースフォント「Cascadia Code」

 一方、設定スキーマは「Visual Studio Code」などで「Windows Terminal」の設定ファイル(profiles.json)を編集する際、設定項目を“IntelliSense”で自動補完できるようにするものだ。わざわざドキュメントをあたってオプションを調べる必要がなくなる上、ミスタイプを避けることができる。

「Visual Studio Code」などで「Windows Terminal」の設定ファイルを編集する際、設定項目を“IntelliSense”で自動補完できるように

 そのほかにも、新しいキーバインドオプション“closeWindow”が追加された。このオプションは既定で[Alt]+[F4]キーに紐づけられており、複数のタブが開いている場合はタブをすべて閉じるかどうかを問う警告プロンプトを表示した上でウィンドウを閉じる。ただし、この警告は今のところ[閉じる]ボタンを押した場合には表示されないので注意したい。

 「Windows Terminal」は、開発者向けカンファレンス“Build 2019”で発表された新しいターミナルアプリ。複数のシェル(PowerShell、WSL/Linuxなど)をタブで切り替えられる点や、UTF-16/UTF-8両対応のテキストバッファー、DirectWrite/DirectXベースのテキストレンダリングエンジンを備える点が特徴。「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」以降に対応しており、現在“Microsoft Store”から無償でダウンロードできる。ソースコードは“GitHub”から入手可能。

 なお、「Windows Terminal」は今後4週間に1回リリースされる(2週間の機能開発+1週間の品質評価と安定性向上+1週間のリリース準備)。ターミナル機能の完成は今年末になる見込みで、その後、不具合の修正と品質の向上、安定性の確保に数カ月をかけたのち、来年4月にv1.0がリリースされる予定だ。

ソフトウェア情報

「Windows Terminal (Preview)」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.5.2661.0(19/09/24)