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トラッキング防止機能を搭載した「Opera 64」が公開 ~スクショツールの強化も
キャプチャー画像の編集機能に“テキスト”ツールや“ハイライト”ツールが追加
2019年10月9日 16:41
ノルウェーのOpera Softwareは10月7日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 64」を正式公開した。本バージョンでは、トラッキング防止機能が追加されている。
トラッキング防止機能はデフォルトでOFFになっており、ツールバー右端にある[簡単設定]ボタンから展開するサイドパネルで、[トラッカーをブロックする]スイッチをONにすることで有効化可能。同社によるとトラッキング防止機能を有効化すると、Webページの読み込みが約20%高速化するという。
トラッキング防止機能が有効になるとアドレバー右側にある盾形のアイコンが青くなる。このアイコンをクリックするとポップアップが現れ、サイトごとにトラッキング防止機能を無効化することが可能だ。
さらに、Webページのスクリーンショットを撮影できる“スナップショット”ツールも強化された。とくにスクリーンショット撮影後の編集機能が強化されており、スクリーンショットに文字列を追加できる“テキスト”ツールや蛍光ペンで塗ったように画像の一部を強調できる“ハイライト”ツールが追加された。
さらに、自由に線を描画する“鉛筆”ツールでは描いた線を滑らかに補正できるようになったうえ、フリーハンドで描いた三角形や四角形を直線で構成された図形へ変換できるようなった。そのほか、Webページ全体をPDFとしてキャプチャーすることも可能になっている。
「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。