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アドレスバーのデザインをアップデートした「Opera 65」が正式公開

「Opera 64」で導入されたトラッキングブロッカーも使いやすく

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 ノルウェーのOpera Softwareは11月13日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 65」を正式公開した。トラッキング防止機能が改善されたほか、アドレスバーが再設計されている。

 トラッキングブロッカーは「Opera 64」で導入された機能で、プライバシー保護の強化やWebページの読み込み時間の短縮などに効果がある。「Opera 65」ではこのトラッキングブロッカーがさらに使いやすくなり、アドレスバーの盾アイコンから簡単にON/OFFできるようになったほか、ブロックされているトラッカーの数とその詳細をチェックできるようになった。トラッキングブロッカーはWebサイトごとに有効化・無効化を切り替えられる。

「Opera 64」で導入されたトラッキングブロッカーがさらに使いやすく

 一方、デザインのアップデートも進められている。たとえば、アドレスバーでURLや検索キーワードを入力すると、Webページがグレーアウトされるようになった。入力の補完やサジェストを行うアドレスバーのドロップダウンを際立たせ、注意を引くための工夫だ。ドロップダウンのレイアウトも見直されており、候補の提案を行う際はURLよりも先にWebサイトのタイトルが表示されるようになった。こうすることで、Webページの概要がより把握しやすくなる。

アドレスバーでURLや検索キーワードを入力すると、Webページがグレーアウトされるように

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。