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「Visual Studio 2019」にタブを縦並びにする機能 ~プレビュー版でテスト中

同じくプレビューテスト中の「VS Terminal」も強化

「Visual Studio 2019」v16.4 Preview 2

 米Microsoftは10月15日(現地時間)、「Visual Studio 2019」v16.4 Preview 2をリリースした。本プレビュー版では、コードエディターに初めて縦並びのタブが導入されている。

 複数のドキュメントを切り替えるタブは水平方向に並べられるのが一般的だが、横幅に比較的余裕のあるワイドモニターでは、タブを垂直方向に並べてできるだけ縦に長くドキュメントを表示したいというニーズも根強い(参考:公式コミュニティの要望ページ)。

 そこで、最新の「Visual Studio 2019」プレビュー版では、タブバーを右・左にレイアウトする機能が初めて導入された。タブバーの配置は、タブの右クリックメニューから切り替え可能。タブを縦並びに配置した場合は、タブパネルの幅をマウスで自由に伸縮できる。

 なお、本機能は初期状態では無効化されているため、利用するには[ツール]-[オプション]ダイアログの[環境]-[プレビュー]セクションで[垂直のドキュメント タブ レイアウト]オプションを手動で有効化する必要があるので注意。

[ツール]-[オプション]ダイアログの[環境]-[プレビュー]セクション

 また、同じくプレビューテスト中の統合ターミナル「VS Terminal」も強化された。複数のインスタンスを作成できるようになったほか、開発者向け「PowerShell」「コマンド プロンプト」、セットアップ済みのWSL/Linuxディストリビューションのプロファイルを自動生成する機能、「Visual Studio」のカラーテーマを適用する機能などが追加された。安定性も向上している。

 プレビュー版「Visual Studio 2019」は現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。無償で利用できる“Community Edition”も利用可能だ。