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「Google Chrome」のWindows 7サポートは少なくとも2021年7月15日まで維持
組み込みセキュリティ機能やエンタープライズ機能も引き続き利用可能
2020年1月10日 15:45
Windows 7のサポートは来週14日(米国時間)に終了するが、「Google Chrome」は最低18カ月間、少なくとも2021年7月15日までWindows 7対応が維持される。米Googleは1月10日(日本時間)、サポートの終了後もWindows 7を使い続けざるを得ない企業向けのサポート体制を発表した。
それによると、セーフブラウジングやサイトの分離、新しい高度なパスワードとフィッシング保護といった「Google Chrome」の組み込みセキュリティ機能は引き続きサポートされる。Mac/Linux版の「Google Chrome」やChromebookとまとめて集中管理できる“クラウド管理”をはじめとするエンタープライズ機能も利用できるのも、Windows 7への移行を行っている最中の企業には心強いだろう。
ただし、「Google Chrome」は安全に維持されても、OSのサポートが終了することには変わりない。Microsoftによる有償の延長サポートを受けるか、一刻も早いOSの移行をお勧めする。