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Windows 7の「Internet Explorer 11」はサポート終了 ~「Microsoft Edge」への切り替えを

「IE 11」のゼロデイ脆弱性にもユーザーによる緩和策実施が必要

Windows 7向けの「Internet Explorer 11」のダウンロードページ

 Windows 7向けの「Internet Explorer 11」はまだダウンロード可能だが、すでにサポートされていない。米Microsoftは「Internet Explorer 11」のダウンロードページで、「Microsoft Edge」への切り替えを呼び掛けている。

 「Windows 7」のサポートは1月14日で終了したが、これに伴いWindows 7上の「IE 11」のサポートも打ち切られている。「Internet Explorer」では先日ゼロデイ脆弱性が発見され、来月の月例セキュリティアップデートで対処される予定だが、このパッチがWindows 7をはじめとするサポート切れのOSにも提供されるかどうかは不透明だ。ユーザー側で緩和策を講じる必要がある。

 なお、「Microsoft Edge」は“IE モード”を法人向けに提供しているが、これがサポートされるのは“拡張セキュリティ更新(ESU)プログラム”(有償)に加入している企業だけだ。一般のユーザーにはお勧めできない。

 また、「Microsoft Edge」がWindows 7でいつまでサポートされるのかは、今のところ不明。2023年に“ESU”が終了するまではサポートされるとみられているが、それをあてにせず早期の移行を計画したい。ちなみに、「Google Chrome」の「Windows 7」サポートは少なくとも18カ月間、2021年7月15日まで維持される。