ニュース

「October 2018 Update」Pro/Homeに対する「November 2019 Update」の自動配信が拡大

5月12日のサービス終了を控え、円滑なアップグレードを進める

Windows Release Information

 米Microsoftは1月21日(現地時間)、「Windows 10 October 2018 Update(バージョン 1809)」のHome/Proエディションを実行しているデバイスに対する「November 2019 Update(バージョン 1909)」の自動配信を拡大したと発表した。

 「October 2018 Update」のHome/Proエディションは5月12日までサポートされているが、アップグレードを円滑に進めるため、同社はサービス終了日の数カ月前からロールアウトプロセスを開始している。ユーザーの許可なく勝手にアップグレードされることはないが、更新を促す通知などが表示される可能性がある。

 なお、「November 2019 Update」の内容は「May 2019 Update(バージョン 1903)」とほぼ同じだ。「アバスト」「AVG」の古いバージョンとの間に互換性問題が確認されていることを除けば、アップグレードに関わる不具合の多くは解決されている。問題の影響を受ける環境では「November 2019 Update」へのアップグレードがブロックされるので、心配は無用だ。

 ただし、「エクスプローラー」で検索ボックスが反応しなくなる不具合が複数寄せられている点には注意したい。執筆時現在、まだ修正プログラムは提供されていないので、「エクスプローラー」の検索機能をよく使うユーザーはもう少しアップデートを待つか、「May 2019 Update」を利用した方がよいだろう。