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「Visual Studio Code」が設定の同期に対応、Insider版でテスト中
“Microsoft アカウント”で拡張機能やキーバインドを同期、複数端末で同じ環境が利用できる
2020年3月11日 06:45
「Visual Studio Code」の設定、拡張機能およびキーボードショートカットが、複数の端末で同期できるようになった。プレビュー版「Visual Studio Code Insider」のv1.44.0で試すことが可能。「Settings Sync」といったサードパーティー製の拡張機能に頼らなくても、どの端末でも同じ「Visual Studio Code」が利用できるようになる。
設定の同期を有効化するには、まず画面左下の設定ボタン(“ギア”アイコン)をクリックして[同期をオンにする]メニューを選ぶ。すると、正式リリース前のプレビュー機能であるという警告ダイアログを経て、同期機能にアクセスできるようになる。
設定の同期は、“Microsoft アカウント”を介して行う仕組み。執筆時現在、以下の4項目が同期対象としてサポートされている。キーバインドはプラットフォーム(Windows/Mac/Linux)ごとに保持できるようだ。
- 設定
- キー バインド
- 拡張機能
- UI の状態(表示言語のみ)
設定の同期をセットアップしたあとに再度[同期をオンにする]メニューへアクセスすると、同期の設定やログの表示といったコマンドにアクセス可能。設定を同期する際、無視してほしいオプションを指定するといった、詳細なカスタマイズが可能だ。
「Visual Studio Code Insider」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。安定版「Visual Studio Code」がインストール済みの環境に共存させることもできる。