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GitHub、フリーのコードエディター「Atom 1.47」を公開

「Electron」の更新やシンタックスハイライトの改善を実施

「Atom」v1.47.0

 米GitHubは5月20日(現地時間)、コードエディター「Atom」の新版「Atom 1.47」を正式公開した。「Electron」ベースのクロスプラットフォームアプリで、Windows/Linux/Macで利用可能。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 「Atom」は、プロジェクトホスティングサービス“GitHub”の創設者Chris Wanstrath氏が2008年に開発を始めたオープンソースのコードエディター。さまざまなパッケージで機能を自由に拡張できるのが特徴で、「GitHub」リポジトリを「Atom」上で扱うためのパッケージがビルトインされているほか、コーディングをリアルタイムでチーム共有する「Teletype for Atom」などの強力なパッケージが揃っている。

 最新版の「Atom 1.47」では、GUIフレームワーク「Electron」をv5.0.12へアップグレード。C++言語やRuby言語のシンタックスハイライト(構文色分け)が改良された。前バージョンの「Atom 1.46」ではmacOSの公証サービス(App Notarization)に対応するなど、月に1回程度のペースで着実なアップデートが図られている。また、次期バージョン「Atom 1.48」のベータ版もリリースされており、「Atom」のパッケージ管理ツール「apm」のアップグレードなどがテストされている。

ソフトウェア情報

「Atom」安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows/Mac/Linux
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.47.0(20/02/11)