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イシュートラッカーを統合した「GitKraken 7.0」が公開 ~「Jira」「GitKraken Boards」に対応

リポジトリを好みのコードエディターで開く機能も

イシュートラッカーを統合した「GitKraken 7.0」

 米Axosoftは5月20日(現地時間)、クロスプラットフォーム対応のGUI「Git」クライアントソフト「Axosoft GitKraken」の最新版v7.0.0を公開した。今回のアップデートの目玉は、イシュートラッカー(新機能の要望や不具合の修正といった課題を管理するツール)が統合されたことだ。

 「GitKraken」は「Electron」で開発された「Git」のGUIクライアント。マージやコミットの履歴を視覚的に把握する美しいデザインが特徴で、“GitHub.com”をはじめとする人気のリモートリポジトリサービスとの連携できる。「Visual Studio Code」でお馴染みの「Monaco Editor」も内蔵しており、構文ハイライト、コードヒント、ファイルミニマップ、ファイル検索などが可能だ。対応OSはWindows/Mac/Linuxで、基本機能は無料。Windows版はWindows 8以降に対応しており、窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。

 本バージョンでサポートされたイシュートラッカーは以下の3つ。画面左側のサイドパネルでイシューの管理が行えるほか、「GitKraken」上でイシューの編集やイシューに関連付けたブランチの作成が行える。

  • Jira Cloud
  • Jira Server
  • GitKraken Boards

 なお、「Jira」との連携は有償版限定だが、“GitHub Issue”との同期が可能なカンバンツール「GitKraken Boards」は無償版でも利用可能。「GitKraken Boards」自体もボードが最大10個までであれば無償だ。

 そのほかにも、リポジトリを好みのコードエディターで開く機能が追加された。「Visual Studio Code」や「Atom」、「Sublime Text」、「IntelliJ IDEA」といった人気のエディター・IDEがサポートされている。

リポジトリを好みのコードエディターで開く機能も

ソフトウェア情報

「GitKraken」Windows版
【著作権者】
Axosoft, LLC
【対応OS】
Windows 8以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(基本機能のみ)
【バージョン】
7.0.0(20/05/20)