ニュース

プレビュー版「Microsoft Launcher」は非推奨に ~移行措置として8月末まで利用可能

“ダーク テーマ”や横画面モードに対応した正式版への移行を

「Microsoft Launcher」v6.0

 米Microsoftは7月27日(現地時間)、プレビュー版「Microsoft Launcher」を非推奨とすると発表した。移行措置として8月末までは今まで通り利用できるが、先日リリースされた「Microsoft Launcher」v6への切り替えが推奨されている。

 「Microsoft Launcher」は、Windows 10との連携に優れたAndroid用のホーム画面(ランチャー)アプリ。同じ“Microsoft アカウント”でログインしておけば、Windows 10の“タイムライン”や付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」と同期することが可能。PCで作成したOfficeドキュメントを出先のスマホで編集するといった、デバイスの垣根を超えた運用が手軽に行える。もちろん、ランチャーアプリとしての使い勝手も申し分なく、好みのジェスチャーを割り当てたり、ロック画面に“Bing”で提供されている美しい壁紙が日替わりで利用できる。

 プレビュー版「Microsoft Launcher」では“ダーク テーマ”や横画面(Landscape)モードへの対応、カスタムアイコンパックとアダプティブアイコンによるカスタマイズといった新機能がテストされていたが、これらはすでに正式版へ導入済みだ。

 ただし、対応OSが「Android 7.0」以降に変更され、古いAndroidでは利用できなくなっているので注意したい。また、プレビュー版の設定が自動で正式版にインポートされない不具合が報告されているが、これは正式版を最新バージョンにアップデートすれば解消される。正式版「Microsoft Launcher」v6は“Google Play”で順次配信中で、しばらく待てば自動で更新されるはずだ。