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プレビュー版「PowerShell」が“Microsoft Store”からも入手可能に

インストール・アップデート・アンインストールの管理が容易に

プレビュー版「PowerShell」が“Microsoft Store”からも入手可能に

 米Microsoftは8月25日(日本時間)、プレビュー版「PowerShell」が“Microsoft Store”からも入手可能になったと発表した。プレビュー版の製品をZIP形式の書庫ファイルやMSIインストーラーでシステムへ展開することに抵抗を感じる管理者は少なくないと思われるが、ストアパッケージであれば比較的安心だ。インストール・アップデート・アンインストールの管理も容易になる。

 プレビュー版「PowerShell」の最新バージョンは、17日付け(米国時間)でリリースされた「PowerShell 7.1 Preview 6」。9月後半には最初のリリース候補(RC)版が公開される予定だが、これには開発したソフトウェアを本番環境で運用することを認める“Go-Live”ライセンスも付与される見込み。

 プレビュー版「PowerShell 7.1」は「.NET 5 Preview」をベースとしており、シェルでネイティブコマンドを扱う場合の引数処理の改善、対話型ユーザーエクスペリエンスの強化、モジュール化によるコードベースの削減などがテーマに開発が進められている。.NETアセンブリへの依存軽減も図られ、パフォーマンスの向上、メモリ使用量の削減、起動時間の短縮などにつながることが期待されている。正式リリースは2020年冬に「.NET 5」が公開されて1週間ないし2週間以内に行われる予定。以降は1年ごとにメジャーバージョンアップが実施される。