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Microsoft、「PowerShell 7.1」を一般公開 ~Windows 10なら“Microsoft Store”から入手可能

「.NET 5.0」上に構築されたクロスプラットフォーム対応「PowerShell」の最新版

Microsoft、「PowerShell 7.1」を一般公開

 米Microsoftは11月11日(日本時間)、スクリプティング環境「PowerShell」の最新バージョン「PowerShell 7.1」を一般公開した。3月にリリースされた長期サポート(LTS)リリース「PowerShell 7.0」をベースに、先日一般リリースされた「.NET 5.0」に導入された改善と修正が盛り込まれている。

 「PowerShell」はWindows以外にもさまざまなOSで利用可能。「PowerShell 7.1」でサポートされるプラットフォームは以下の通り。

  • Windows 8.1/10(ARM64を含む)
  • Windows Server 2012 R2、2016、2019とSemi-Annual Channel(SAC)リリース
  • Ubuntu 16.04/18.04/20.04(ARM64を含む)
  • Ubuntu 19.10(「Snap」パッケージ)
  • Debian 9/10
  • CentOS、RHEL 7/8
  • Fedora 30
  • Alpine 3.11以降(ARM64を含む)
  • macOS 10.13以降

 加えて、以下のOSがコミュニティでサポートされる。

  • Arch Linux
  • Raspbian Linux
  • Kali Linux

 「PowerShell 7.1」は“GitHub”のプロジェクトページから入手可能。「.NET Core SDK」がすでにインストールされている場合は、.NETグローバルツールのインストールコマンド“dotnet tool install --global PowerShell”で導入することもできる。

 さらにWindows 10の場合は“Microsoft Store”からもインストール可能。「PowerShell」の正式版が“Microsoft Store”から入手できるようになったのは本バージョンが初めてだ。

Windows 10の場合は“Microsoft Store”から入手できる