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2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」に新たな無償ライセンス

利用条件が“前年度売上5,000万円未満”へ大幅に緩和、全機能を利用可能

「OPTPiX SpriteStudio」の“Starter”ライセンス

 (株)ウェブテクノロジは9月24日、2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」の新しいライセンス形態を発表した。改定後はスタートアップ企業・個人向けの“Starter”、中・大規模開発企業向けの“Business”、教育機関向けの“Academic”の3つに再編され、このうち“Starter”と“Academic”はすべての機能を無償で利用できる。

 「OPTPiX SpriteStudio」は、汎用の2Dアニメーション作成ツール。コンシューマーゲームやスマートフォンアプリ、各種ゲームなどに使用される2Dキャラクターを動かせるほか、ウィンドウなどのインターフェイスの効果、キャラクターが攻撃する際などに展開されるアニメーションエフェクトなど、幅広いアニメーションを作成できる。

 今回のライセンス再編は、個人の創作活動や学生、クリエイターを支援する“OPTPiX SpriteStudioクリエイター創作活動支援プロジェクト”の第2弾。従来の無償ライセンスは“前年度売上が1,000万円未満”などの制限が設けられていたが、これが“前年度売上5,000万円未満”へ大幅に緩和される。インストール可能台数は1ユーザー2台まで、同時起動は1台まで。導入のハードルが低くなったことで、個人開発だけでなく、企業での導入も進みそうだ。

 なお、今回の改定に伴いこれまで提供されていた“Personal”および“Training”ライセンスは廃止される。また、新しいライセンスで利用する際は、同日より提供が開始された「OPTPiX SpriteStudio Ver.6.5.1」以降が必要となる。