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2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio」が64bit版macOSに対応

個人アニメーター・ゲーム制作者は無償ライセンスで利用可能

「OPTPiX SpriteStudio Ver.6 macOS 64bit対応版」

 (株)ウェブテクノロジは7月1日、64bit版macOS対応の「OPTPiX SpriteStudio」を公開した(v6.6.1)。macOS向けの「OPTPiX SpriteStudio」はこれまで、32bitアプリが動作可能な「macOS Mojave」(10.14)までのOSでしかサポートしていなかったが、CodeWeavers社の「CrossOver」技術を用いることで、「macOS Catalina」(10.15)および「macOS Big Sur」(11.0)でもWindows版のすべての機能が利用できるようになったという。

 残念ながらバイナリはIntel CPU向けしかなく、Apple M1搭載Macでは「Rosetta 2」トランスレーションを介した動作になる。しかし、64bit版macOS向けを利用するにあたっては追加料金不要で、現在契約中のライセンスがそのまま利用できる。

 「OPTPiX SpriteStudio」は、汎用の2Dアニメーション作成ツール。コンシューマーゲームやスマートフォンアプリ、各種ゲームなどに使用される2Dキャラクターを動かせるほか、ウィンドウなどのインターフェイスの効果、キャラクターが攻撃する際などに展開されるアニメーションエフェクトなど、幅広いアニメーションを作成できる。

 基本的に有償のソフトだが、個人でアニメーション制作を行うユーザーやインディーゲーム開発者向けのライセンス「Starter」が設定されており、一定の条件下であれば無償での利用も可能だ。