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無償の本格DAWツール「Studio One Prime」v5.1が公開 ~日本語マニュアルを追加
クリップ・ゲイン・エンベロープ機能がより使いやすく
2020年11月18日 06:45
(株)エムアイセブンジャパンは10月21日、統合型音楽制作ソフト(DAW)「Studio One」シリーズの最新無償版となる「Studio One Prime」v5.1を公開した。Windows/macOSに対応するフリーソフトで、Windows版は64bit版のWindows 10に対応している。現在同社のWebサイトからダウンロード可能だ。
「Studio One 5 Prime」は、無償ながらトラック数無制限で、エフェクトやバーチャル音源を備えるなど、音楽制作に必要な基本的な機能を搭載するDAW。32Bit浮動小数点演算のオーディオ・エンジンを搭載するほか、無償・有償のアドオンで機能を拡張することも可能。タイムストレッチ機能も搭載されており、ループを配置してトラックを作成することもできる。
最新版では、v5の日本語リファレンスマニュアルが追加された。[Studio One]メニューから[Studio One インストール]ダイアログを開き、[ドキュメンテーション]-[Studio One 5 Reference Manual Japanese]をインストールすることで、利用が可能になる。インストール後は[ヘルプ]メニューの[Studio One リファレンスマニュアル]コマンドでマニュアルを表示可能だ。
また、波形上に折れ線グラフを描いて音量を調節できる“クリップ・ゲイン・エンベロープ”機能も使い勝手が向上し、折れ線グラフで変更した音量をバイパスして元の音量を確認できるようになった。波形上の右クリックメニューにある[ゲインエンベロープ]チェックぼっくの右側にある[バイパス]ボタンでON/OFFができる。
そのほか、トラックをキーワードでフィルタリングできるようになった。フィルタリングはトラックリスト画面下部の[フィルター]欄から行える。大量のトラックを管理している場合に重宝するだろう。
ソフトウェア情報
- 「PreSonus Studio One Prime」
- 【著作権者】
- PreSonus Audio Electronics, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.0.61423(20/10/21)