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Microsoft、「Forms」の2021年1月の更新内容を発表 ~テキストの文字修飾が可能に
スタートページが刷新、特定ユーザーに回答権を共有可能になるなど
2021年1月18日 06:45
米Microsoftは1月13日(現地時間)、アンケート、小テスト、投票のためのオンラインフォームを簡単に作成できる「Microsoft Forms」の1月のアップデート内容を公表した。スタートページが刷新されたほか、さまざまな改善が盛り込まれているという。
刷新されたスタートページでは、アクセスすると最近使ったファイルのプレビュー一覧が表示され、必要なフォームにすばやくアクセスすることが可能。また、ファイルのピン留めが可能になっており、ピン留めしたファイルは[ピン留め]タブで一覧表示可能なほか、[自分と共有]タブで自分に共有されたファイルを一覧表示することもできる。ページをスクロールすれば、「Microsoft 365」の自分が所属するグループで使用したファイルを表示することも可能だ。
フォームの作成機能ではテキストの文字修飾がサポートされる。テキストを選択すると現れるポップアップまたはから太字・斜体・下線付きにすることが可能だ。[Ctrl]+[B]キーなどのショートカットキーを利用することもできる。この機能は間もなく展開が開始され、1月下旬には一般提供されるという。
さらに、フォームの入力内容に対する回答権を組織内の特定ユーザーに制限できるようになった。[共有]ボタンを押すと現れる[回答の送信と収集]サイドバーのプルダウンリストで、[自分の所属組織内の特定ユーザーが返信可能]を選び、回答権を与えたいユーザーの名前またはメールアドレスを入力することで利用できる。
加えて、フォームの入力完了後に表示されるお礼のメッセージ画面から入力内容をPDFファイルに保存したり、印刷できるようにするオプションが追加される。この機能は現在展開が開始されており、1月末には全ユーザーに提供されるとのこと。
作成したフォームでは、昨年「Microsoft 365 Education」で学生向けに提供された読書支援機能“イマーシブリーダー”が全ユーザーに解放された。フォームの右上にある[…]ボタンから“イマーシブリーダー”を有効化すると、余計やUIが非表示になり、フォントも読みやすいようにカスタマイズできるほか、品詞によって色分けしたり、集中しやすいように読んでいる行以外を暗く表示することが可能。全体の音声読み上げもできるほか、テキストを選択すると現れるポップアップからその単語のみを読み上げられる。一部の単語ではポップアップにイラストも表示できる。