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Apple Silicon(M1)にネイティブ対応した「Microsoft Edge」が安定版に

公式サイトからダウンロードする際、Intel CPU向けとApple Silicon向けを選択できる

安定版「Microsoft Edge」のダウンロードページ

 米Microsoftは2月2日(現地時間)、安定(Stable)版「Microsoft Edge」が“Apple Silicon(M1)”搭載デバイスにネイティブ対応したと発表した。公式サイトからダウンロードする際、Intel CPU向けとApple Silicon向けを選択できる。

 Apple Silicon搭載デバイスでもIntel CPU向けのバイナリを実行することはできるが、“Rosetta 2”トランスレーションを介する関係でどうしてもオーバーヘッドが出てしまう。とくにJITコンパイルを行うJavaScriptの実行では顕著なパフォーマンス劣化が発生する。また、Apple SiliconデバイスではIntel CPU向け「Edge」がクラッシュしてしまうケースも多々見られた。

 Apple Silicon対応版「Edge」ならば、こうしたトラブルに遭遇することなく、ポテンシャルを引き出すことが可能。パフォーマンスや安定性の向上だけでなく、バッテリー消費の抑制も期待できる。