「Microsoft Edge」の新しいダウンロードUIが発表 ～サイドパネルにもなるポップアップスタイル

「Microsoft Edge」に導入される予定の新しい“ダウンロード”インターフェイス

　米Microsoftは2月2日（現地時間）、「Microsoft Edge」に導入予定の新しい“ダウンロード”インターフェイスを発表した。“Microsoft Edge Insider”で配布されている“Dev”チャネルと“Canary”チャネルで一足先に体験できる。

　現行の「Microsoft Edge」でファイルをダウンロードすると、閲覧画面下部にトレイが表示され、ダウンロードの進捗が表示される。ダウンロードが完了すると、リンクのクリックでファイルを開いたり、［…］メニューから各種操作を行える。

現行の“ダウンロード”インターフェイス

　これは「Google Chrome」と同様の仕様だが、同社によるとダウンロードが始まったことがわかりにくかったり、トレイを一度閉じてしまうと再度アクセスするのが面倒だといったフィードバックが寄せられていたという。

　そこで新しいダウンロードUIでは、ファイルのダウンロードが始まるとツールバーにそれがポップアップで示されるようになった。ポップアップを閉じてもツールバーのボタンを押せば簡単に開き直せるので、邪魔に感じても気軽に閉じることができる。

　「Firefox」のダウンロードUIにも似ているが、「Edge」のダウンロードポップアップはピン留めして常時サイドバーとして表示できるのが特徴。ダウンロードファイルを管理したり、キーワードで検索したり、ダウンロード履歴を消去したりといった操作もやりやすい。

ピン留めしてサイドパネルにすることも可能。検索も行える

　「Edge」では今回発表されたダウンロードUI以外にも、“お気に入り”や“履歴”、“コレクション”にも同様のインターフェイスを導入している（“履歴”インターフェイスは「Edge 88」安定版でも利用可能）。“Dev”チャネルや“Canary”チャネルの「Edge」は安定版と同じ環境にインストールして共存させることもできるので、ぜひ試してみてほしい。