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Google、Androidアプリでもパスワードの漏洩チェックを利用可能に

「Chrome」では2019年から導入

Google、新しいパスワードチェック機能をAndroidに追加

 米Googleは2月23日(現地時間)、新しいパスワードチェック機能をAndroidに追加したと発表した。「Android 9」以降でパスワードの自動入力サービスを“Google”に設定している場合に利用できる。

 同社は2019年からパスワードが外部に漏洩してないかチェックできる機能を「Google Chrome」に導入しているが、今回の改善により、自動入力サービスを介してAndroidアプリにも適用されるようになった。パスワードの漏洩が検知されると、“Google アカウント”のパスワード管理ページに案内され、パスワードの修正や削除が行える。

 “Google”をパスワードの自動入力サービスにするには、まず「設定」アプリを開く。続いて[システム]-[言語と入力]-[自動入力サービス]へ進むと、サービスの切り替え画面にたどり着ける。もしこのオプションが見つからない場合は、デバイスのメーカーに問い合わせよう。

 そのほかにも同社のパスワード自動入力サービスには、再利用を防ぐためのパスワード生成機能や、認証や支払情報の入力の際にデバイスに搭載された生体認証(顔認証・指紋認証など)を利用する機能などが搭載されている。