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「Google Meet」の会議コードの有効期間に注意! 生成したツールで期間が変化するように

基本は365日だが、ツールによっては会議終了後即座に期限切れとなることも

「Google Meet」の会議コードが生成したツールで有効期間が変化するように

 米Googleは5月12日(現地時間、以下同)、オンラインビデオ会議ツール「Google Meet」の会議コード(URL)の有効期間について、新たなルールを発表した。5月19日から有効になるという。

 「Google Meet」の会議コードはアクセスするとオンライン会議に参加できるURLで、一定期間同じ会議コードにアクセスすれば会議に参加できる仕組み。たとえば、週1回の定例会議のコードをブックマークしておけば、すばやく会議に参加できる。

 今回更新されたルールでは、基本的に会議コードは365日間有効だが、生成したツールによっては会議終了後すぐに無効となるので注意したい。具体的に会議コードが無効となるツールごとのルールは以下の通り。

  • 「Google Calendar」
    最後に使用されてから365日経過し、かつ以後の予定からも関連付けられていない場合
  • 「Gmail」および「Google Meet」のホーム画面
    最後に使用されてから365日経過した場合
  • 「Google Chat」および「Google ハングアウト」
    最後に使用されてから365日経過した場合
  • 「Google Meet」のブレイクアウト セッション
    親会議が終了した場合
  • 「Google Jamboard」および「Google Meet」のビデオ会議用ハードウェア
    すべてのユーザーが会議から退出した場合
  • ニックネームが設定された会議(「Google Workspace」の有償ユーザーのみ)
    すべてのユーザーが会議から退出した場合
  • 「Google Classroom」
    すべてのユーザーが会議から退出した場合
  • その他のサードパーティアプリケーション
    最後に使用されてから365日経過した場合、365日以内にコードが使用された場合はさらに365日延長される
  • 「Google Nest」
    Nestデバイスに話しかけて生成された会議コードは、最後に使用されてから365日経過した場合(「Google アシスタント」ベータ版から「Google Workspace」を使用しているユーザーがニックネームを設定して作成した会議は、すべてのユーザーが会議から退出した場合)
生成ツールごとの有効期間

 Googleは、会議コードが期限切れになっていないか、確認することを推奨している。特に、かなり前から計画されていた会議については有効期間内であることを確認したほうがいいだろう。