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「SoftEther VPN」にLinux向けのARM64ビルドが追加 ~Raspberry Pi 4などで動作可能に
オープンソースのクロスプラットフォーム対応VPNソフト
2021年6月8日 11:00
オープンソースで開発されているVPNソフト「SoftEther VPN」に6月7日、64bit版ARM CPU向けのLinux バイナリが追加された。「Raspberry Pi 4」の「Ubuntu」などで64bitモードでの動作が可能だ。
「SoftEther VPN」は、リモートアクセスVPNと拠点間接続VPNを簡単に構築できるソフト。もともとは筑波大学の学術研究プロジェクトで、「Apache License 2.0」で利用可能。ソフトイーサ(株)から「PacketiX VPN」として製品提供もされている。対応OSはWindows、Mac、Linux、FreeBSDおよびSolaris。
今回のベータ版アップデート(v4.36 Build 9754)では、Linux向けのARM64ビルドが追加されたほか、公的個人認証(JPKI 64bit)への対応や「OpenSSL」の更新(v1.1.1k)が行われた。また、インストーラー(vpnsetup)で同一フォルダーのDLLを誤って読み込んでしまう問題が対処されている。
なお、古いSH4 CPUのサポートが打ち切られているとのことなので注意したい。
SoftEther VPN の ARM 64bit CPU の Linux バイナリ配布を開始しました。これで Raspberry Pi 4 の Ubuntu 等で 64bit モードで動作可能です。https://t.co/Oq3Y1g4hVrpic.twitter.com/JOH5EYHST3
— Daiyuu Nobori (登 大遊) (@dnobori)June 7, 2021
ソフトウェア情報
- 「SoftEther VPN」
- 【著作権者】
- 筑波大学 SoftEther VPN プロジェクト
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linuxなど
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.36 Build 9754 Beta(21/06/07)