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「Windows 11」の機能更新は年1回に ~アップデートのサイズは40%削減

「Windows 10」と同じ方法で管理・展開可能

米国時間6月24日に正式発表された次期OS「Windows 11」

 米国時間6月24日に正式発表された次期OS「Windows 11」は「Windows 10」と同じ基盤の上に構築されており、毎月の品質更新プログラム(Quality Updates)は従来と同じ方法で管理・展開できる。同じ組織で「Windows 10」と「Windows 11」の併用するのも問題はない。ただし、機能更新プログラム(Feature Update)は年に1回へと減らされるようだ。

 「Windows 11」の機能更新プログラムは、各暦年の下半期を目標にリリースされるとのこと。これまでの「Windows 10」リリースと同じであれば、10月または11月頃になると思われる。Home、Pro、Pro for Workstations、Pro for Educationの各エディションは一般提供開始から24カ月間、EnterpriseおよびEducationエディションは36カ月間サポートされる。

 「Windows 11」の一般提供が開始されると、現行の「Windows 10」と同様、更新履歴が「support.microsoft.com」に掲載される。また、情報ハブサイト「Windows のリリースの正常性」に注意喚起や既知の問題、セーフガードホールドに関する問題をすばやく入手できる。

 そのほかにも、「Windows 11」ではさまざまなアップデートの改善が行われる。同社のアナウンスによれば、アップデートのサイズが40%削減されるほか、ユーザーの操作を妨げないようにする仕組みが導入されるという。