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すでに悪用を確認 ~「Microsoft Edge」でもゼロデイ1件を含む7件の脆弱性が修正

v91.0.864.71へのアップデートを

「Microsoft Edge」v91.0.864.71

 米Microsoftは7月19日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v91.0.864.71を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された問題は、CVE番号ベースで7件。深刻度の評価は、「High」が6件、「Medium」が1件と評価されている。なかでも、スクリプトエンジン「V8」における型混乱の問題「CVE-2021-30563」(深刻度「High」)には要注意。すでにこの脆弱性を悪用した攻撃が報告されている。この問題は15日付けでリリースされた「Google Chrome」v91.0.4472.164でも修正済みだ。

 安定版「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。