独自エンジンのPDF製品を提供するFoxit、クラウド型ソリューションの展開を開始

FoxitJapan、クラウド型のPDFソリューション「Foxit PDF Editor Cloud」をリリース

　（株）FoxitJapanは8月24日、クラウド型のPDFソリューション「Foxit PDF Editor Cloud」をリリースした。同社は「Foxit PDF Editor」「Foxit PDF Reader」といった独自エンジンのPDFソフトを提供しているが、「Foxit PDF Editor Cloud」はそのクラウド版ともいえるソリューションだ。

　「Foxit PDF Editor Cloud」の特徴は、Webブラウザーさえあれば、PCにPDFソフトがインストールされていなくてもPDFファイルの閲覧や編集ができる点。パスワードや墨消しによる保護機能、複数のメンバーでPDFファイルを共有してリアルタイムで編集する機能などにも対応しており、チームでのコラボレーションに向いている。「Microsoft Office」ファイルとの相互変換をサポートしている点も魅力といえるだろう。

複数のメンバーでリアルタイム編集。注釈や墨消しなどにも対応

　連携先として選べるクラウドサービスは、「OneDrive」、「Box」、「Dropbox」、「Google ドライブ」の4つ。日本国内に設置のサーバーでも利用可能で、実証実験のモニター自治体も募集中だ。