無料の高機能PDFリーダー「Foxit Reader」が「Foxit PDF Reader」に名称変更

「Foxit PDF Reader」v11.0.049893

　（株）FoxitJapanは6月2日、無料の高機能PDFリーダー「Foxit Reader」の名称を「Foxit PDF Reader」に変更したと発表した。また、同社のPDF作成・編集ツール「Foxit PhantomPDF」も「Foxit PDF Editor」に改称されている。

　名称変更だけでなくユーザーインターフェイスのデザイン一新も行われ、ツールバーのアイコンが黒とイメージカラーのオレンジで構成されたアウトラインのみで表現されるようになった。一部のボタンやステータスバーのレイアウトも変更されている。

　さらに、ツールバーの［注釈］タブへ新たに［計測］ボタンが追加された。［計測］ボタンからは文書上の2点間・外周・面積を計測可能。計測されたデータは付箋として文書上に貼り付けられる。スケール比の設定や文書上の線にスナップすることも可能だ。

［計測］ボタン

計測されたデータは付箋として文書上に貼り付けられる

　そのほか、クリックで2点間を行き来できる相互参照リンクに対応。電子署名機能で欧州連合信頼リスト（EUTL）がサポートされるなどの昨日強化が施されている。

　「Foxit PDF Reader」は、線や図形、テキストなどの書き込み機能を備えたPDFリーダー。64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在、FoxitJapanのサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。