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埋め込み3Dモデルの操作を強化した無償のPDFビューワー「Foxit Reader 10.1」が公開

マウスを使ってズームやパンも可能。セキュリティ修正も

無償のPDFビューワー「Foxit Reader 10.1」

 (株)FoxitJapanは10月21日、無償のPDFビューワー「Foxit Reader」の最新日本語版v10.1を公開した。最新版の「Foxit Reader」では、「3D プラグイン(ベータ版)」を改良。以下のような機能の追加・強化が施されている。

  • 3D ツールバー、またはコンテンツ上での右クリックメニューを使用して、3D コンテンツの容易なナビゲーションや表示、注釈の追加、計測に対応
  • スピンやウォーク、フライなど、より多くの3D ナビゲーションツールをサポート
  • より多くの3D注釈と3D計測ツールをサポート
  • 様々な視覚効果の設定や、ビュー設定の作成に対応

 具体的には、文書内の3Dモデルの表示・非表示はもちろん、マウスを使って水平に旋回させることができる。さらに注釈を書き込んだり、任意の場所に計測用のオブジェクトを追加することも可能となっている。

 そのほか、特定のJPEG2000画像を読み込むと、範囲外の書き込みの脆弱性によりリモートでコードを実行されたり、クラッシュするといった複数のセキュリティ修正も施されている。

 また、有償のPDF作成・編集ソフトウェア「Foxit PhantomPDF 10.1」でも同様のセキュリティ修正が施されているほか、「Foxit PhantomPDF Mac 4.1」の日本語版もリリースされている。

 「Foxit Reader」は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在同社の公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Foxit Reader」
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.1.0.37527(20/10/21)