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Windows 11に対応した「Foxit PDF Reader 11.1」日本語版が公開

ダークテーマを再サポート。v11.1が発売されたことを記念した11日間セールも開催中

「Foxit PDF Reader」v11.0.0.49893

 (株)FoxitJapanは11月1日、フリーの高機能PDF閲覧ソフト「Foxit PDF Reader 11.1」と、そのPDFの作成・編集にも対応した上位有償版「Foxit PDF Editor 11.1」をリリースした。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。「Foxit PDF Reader」に関しては、窓の杜ライブラリからも入手できる。

 「Foxit PDF Reader」「Foxit PDF Editor」は、独自のPDFエンジンで軽快な動作を実現したPDFツール。今回のアップデートでは、10月初めにリリースされた最新OS「Windows 11」をサポート。「Foxit PDF Reader 11」「Foxit PDF Editor 11」へメジャーアップデートされた際、ユーザーインターフェイスの刷新とともに削除されていたダークテーマが再びサポートされた。

ダークテーマ(「Dark」スキン)が再びサポート

Foxit PDF Reader 11.1(旧称:Foxit Reader)

  • Windows 11 に対応
  • アプリケーションの外観を変更する「Dark」スキンを追加(編集部未確認)
  • 文書内の細い線をより見やすくするオプションを追加
  • 印刷時にページの余白の設定をサポート

Foxit PDF Editor 11.1 Windows 版(旧称:Foxit PhantomPDF)

  • Windows 11 に対応
  • アプリケーションの外観を変更する「Dark」スキンを追加
  • 文書内の細い線をより見やすくするオプションを追加
  • ファイル結合のユーザーインターフェイスと処理を改善
  • 印刷時にページの余白の設定をサポート

Foxit PDF Editor 11.1 Mac 版

  • 計測でのスケール比の調整をサポート
  • Foxitプラグインを管理するプラグインプラットフォームを追加
  • ポップアップノートおよび返信メッセージのフォントとサイズの変更に対応
  • PDF をより適切に表示し操作するための設定オプションを複数追加
  • クイックルックでの表示に対応するなどmacOSプラットフォームとシームレスに連携するように最適化
  • 注釈や編集で使用するフォーマットパネルのワークフローを改善

 「Foxit PDF Editor」は通常版(Windows/Mac)に加え、PDFオブジェクトの編集や高度なセキュリティ機能を備えた上位版「Foxit PDF Editor Pro」(Windows)の2エディションがラインナップされている。14日間の試用が可能で、永久ライセンスの新規購入価格は前者が12,357円(税抜き価格、以下同)、後者は15,024円。サブスクリプション版は前者が年額7,900円、後者が9,900円となっている。

 現在、Windows 11対応版となるv11.1が発売されたことを記念し、11月1日から11日までの11日間、各製品の永久ライセンス(新規購入およびアップグレード)を11.1%OFFの特別価格で販売するセールを実施中だ。

 なお、本バージョンでは多数の脆弱性が修正されているので注意。米Foxit社が公開したセキュリティ情報によると、リモートからのコード実行やアプリのクラッシュ、情報漏洩などにつながる問題が解決されており、なるべく早めのアップデートをお勧めする。

ソフトウェア情報

「Foxit Reader」
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.0.0.49893(18/10/11)