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Windows 11のプレビュー版を更新 ~OSや「Microsoft Teams」の言語設定がUIに反映

「Microsoft 365」ウィジェットの追加や「ストア」アプリの改善も

「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.168がWindows Insider Program Dev/Betaチャネルで提供開始

 米Microsoftは8月27日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.168を「Windows Insider Program」のDev/Betaチャネルでリリースした。プレビュービルドをすでに導入済みの場合は、「Windows Update」からアップグレード可能。このバージョンに対応するプレビュー版ソフトウェア開発キット(SDK)もダウンロードできる。

 本ビルドでは、タスクバーに統合されたチャット機能の対応言語が拡充。以前は英語にしか対応していなかったが、OSや「Microsoft Teams」の言語設定がUIに反映されるようになった。編集部では確認できなかったが日本語もサポート言語に含まれており、いずれ日本語化できるようになるものと思われる。

タスクバーに統合された「チャット」

 また、新しいウィジェットとして「Microsoft 365」が追加された。これは職場や学校のアカウント(Azure Active Directory アカウント)でログインしている場合のみ利用可能で、ドキュメントやニュース、ミーティングの録画などをすばやくチェックできる。

「Microsoft 365」ウィジェット

 そのほかにも、「ストア」アプリの更新プログラム(v22108.1401.9.0)がDevチャネルへロールアウトされた。このバージョンではライブラリ画面がオーバーホールされ、ナビゲーションの簡素化と起動速度の向上が図られた。また、プロモート製品のスポットライトデザインがアップデートされ、マウスカーソルをホバーさせるとフィードバックアニメーションが表示されるようになった。

「ストア」アプリの更新プログラム(v22108.1401.9.0)がDevチャネルへロールアウト

 「Windows Insider Program」のDev/Betaチャネルでは、Windows 11に導入される予定の新機能を一足先にテスト可能。一定の要件を満たすデバイスであれば、「設定」画面の[更新とセキュリティ]-[Windows Insider Program]セクションから加入できる(要「Microsoft アカウント」)。

 なお、今後Devチャネルではよりアグレッシブな変更が予定されている。不具合も予想されるので、安定したビルドを利用したい場合はBetaチャネルへの切り替えも検討したい。

「設定」画面の[更新とセキュリティ]-[Windows Insider Program]セクション