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Windows 11のISOイメージファイルが配布開始 ~プレビュー版Build 22000.132

インストールメディアの作成やOOBE画面の体験に

Windows 11のOOBE画面

 米Microsoftは8月19日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」のISOイメージファイルを初めてリリースした。現在、Build 22000.132を同社のWebサイトからダウンロード可能。

 プレビュー版のWindows 11を試す場合、これまではOSの「設定」アプリの[更新とセキュリティ]セクションから「Windows Insider Program」に参加して、「Windows Update」からアップグレードするしかなかった。しかし、今回ISOイメージファイルがリリースされたことで、インストールメディアを作成してセットアップする方法も選択できるようになった。OSの初期設定画面(Out of Box Experience:OOBE)も体験できる。

 Windows 11のOOBE画面はユーザーのフィードバックをもとに改善されており、PC名を付ける機能が追加されているとのこと。新しいPCをすばやくセットアップするのを助ける「スタートアップ」アプリも追加されている。また、Build 22000.132ではOS統合のチャットをはじめとする新機能を一足先にテスト可能だ。。

 プレビュー版Windows 11のISOイメージファイルをダウンロードするには、まずダウンロード画面右上から「Windows Insider Program」に参加している「Microsoft アカウント」でログインする。すると、ダウンロード方法を案内する画面が現れ、ページ下部のプルダウンメニューからプレビュービルドを選択してダウンロードできるようになる。

ISOイメージファイルをダウンロードページ
「Microsoft アカウント」でログインすると、ダウンロード方法を案内する画面が現れる
ページ下部のプルダウンメニューからプレビュービルドを選択してダウンロード

 ISOイメージファイルは、ダブルクリックすればマウント(OSに接続して利用可能にする)できる。「エクスプローラー」でマウントされたドライブを開き、中にある「setup.exe」を実行すればWindows 11へのアップグレードを開始できる。インストールメディアを作成したい場合は、「Rufus」などのツールがおすすめだ。

ダウンロードしたISOイメージファイル。ダブルクリックしてマウントできる
「setup.exe」を実行すればWindows 11へのアップグレードを開始できる