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「Microsoft Teams」ベースのOS統合チャット機能がBetaチャネルにも ~Windows 11 Build 22000.132

DevチャネルにはOS標準アプリのアップデート第1弾

「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.132がWindows Insider Program Dev/Betaチャネルで提供開始

 米Microsoftは8月12日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.132を「Windows Insider Program」のDev/Betaチャネルでリリースした。プレビュービルドをすでに導入済みの場合は、「Windows Update」からアップグレードできる。

 本ビルドにおける変更は、不具合の修正が中心。DevチャネルではOS標準アプリのアップデート第1弾がロールアウトされており、「Snipping Tool」、「電卓」、「メール」「カレンダー」の改善を一足先に体験できる。

 一方、Betaチャネルではタスクバー統合のチャット機能([Windows]+[C]キー)が利用できるようになった。当初は1対1またはグループでのテキストチャットしかサポートされていなかったが、現在ではミーティング(音声・ビデオ通話)の新規作成、既存ミーティングへの参加もサポートされている。

 この機能は「Microsoft Teams」をベースとしており、「Microsoft アカウント」でログインすれば最近のチャットやミーティングへすばやくアクセスできる。さらにミーティングへ参加する際はマイクやカメラのON/OFFと切り替え、バーチャル背景などが可能。スクリーンの共有や参加者のビデオを並べて表示するギャラリービューといったおなじみのミーティング機能も利用できる。

タスクバー統合のチャット機能([Windows]+[C]キー)
「Microsoft Teams」がベース。お馴染みのミーティング機能も利用できる

 「Windows Insider Program」のDev/Betaチャネルでは、Windows 11に導入される予定の新機能を一足先にテスト可能。一定の要件を満たすデバイスであれば、「設定」画面の[更新とセキュリティ]-[Windows Insider Program]セクションから加入できる(要「Microsoft アカウント」)。