デスクトップ向け「LINE 7.2.0」公開 ～YouTube動画を一緒に楽しむ機能がもっと身近に

Windows版「LINE」アプリv7.2.0

　無料コミュニケーションツール「LINE」を運営するLINE（株）は、デスクトップ向けの「LINE」クライアントアプリv7.2.0を公開した。今回のアップデートでは、v7.0で導入されたYouTube動画を通話相手と同時試聴する機能が改善されている。

　v7.0以降のデスクトップ版「LINE」アプリでは、［画面シェア］機能を使ってYouTubeの動画を共有し、ビデオチャット中の相手と一緒にその動画を鑑賞することが可能。しかし、あらかじめ視聴したい動画の共有URLを取得しておく必要があるなど、手順が少し煩雑だった。

　最新版ではビデオチャット画面から［画面シェア］－［YouTube］コマンドを実行すると、YouTubeのおすすめ動画がサムネイルでリストアップされる。検索結果のサムネイルをクリックすれば、同時視聴を始められる。

　さらに、ダイアログ上部の検索ダイアログを利用すれば、キーワードで動画を探すことが可能。わざわざ「youtube.com」を開いて動画を検索しなくても、「LINE」アプリ上で作業を完結できる。

おすすめの動画やキーワードで検索した動画をリストアップ

検索結果のサムネイルをクリックすれば、同時視聴を始められる

　すでに視聴したい動画のURLがわかっている場合は、クリップボードにそれをコピーしてから［画面シェア］－［YouTube］コマンドを実行しよう。検索ボックスに自動で入力され、目的の動画がリストアップされるはずだ。

　デスクトップ向け「LINE」アプリはWindow/Macに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows 10で利用できるストアアプリ版もラインナップされており、こちらは「Microsoft Store」からダウンロードできる。機能はほぼ同一なので、Windows 10環境ではストアアプリ版を利用するのがおすすめだ。