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「Google Chrome」はPWAをスタートアップアプリにすることが可能

OSへログインした際に自動起動。「Chrome 91」から利用できる

[ログイン時にアプリを開く]オプション

 米Googleは11月2日(現地時間)、公式ブログ「Chromium Blog」で、「Google Chrome」に「ログイン時にアプリを開く」(Run on OS Login)機能を追加したと発表した。今年5月にリリースされた「Chrome 91」から利用できるという。

 この機能はWindows、Mac、Linuxでサポートされており、デバイスへインストールした「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)をOSへログインした際に自動で起動するよう指定できる。Windows環境の場合、OSの「スタートアップ」にも登録される。

Windows環境の場合、OSの「スタートアップ」にも登録される

 PWAをOSログイン時に自動実行するには、まずアプリ画面(chrome://apps)に移動する。あとは目的のアプリのアイコンを右クリックし、メニューで[ログイン時にアプリを開く]オプションを有効化すればよい。

 このアプリ画面には、PWAではなく、古い「Chrome アプリ」が登録されていることもあるが、「Chrome アプリ」の右クリックメニューには[ログイン時にアプリを開く]オプションが現れないので注意したい。デスクトップ版「Chrome」における「Chrome アプリ」のサポートはすでに終了しているので、アンインストールしてPWAをインストール仕直すことをお勧めする。

たとえば同じ「Google ドライブ」アプリでも、「Chrome アプリ」には[ログイン時にアプリを開く]オプションが現れない
Web版「Google ドライブ」へアクセスして、PWAとしてインストール