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Microsoft Officeがマルウェア「Emotet」に感染? Microsoft Defenderに誤検知か【14:45追記】

最新の定義ファイル「1.353.1874.0」で発生

Windowsに内蔵されているマルウェア対策機能「Microsoft Defender Antivirus」が「Microsoft Office」の起動をブロック

 Microsoftのセキュリティ機能「Microsoft Defender」に誤検知があり、「Microsoft Office」で脅威が発見されたと警告される問題が日本時間12月1日午前より発生しているようだ。最近再び流行の兆しを見せるマルウェア「Emotet」(Win32/PowEmotet)が検出されたとして、ファイルがブロックされる。

 このトラブルは最新の定義ファイル「1.353.1874.0」で発生しているようで、Windowsに内蔵されているマルウェア対策機能「Microsoft Defender Antivirus」や、エンドポイントセキュリティ製品「Microsoft Defender for Endpoint」などが影響を受ける。編集部でも「Microsoft Office」(Word)の起動時に脅威の検出とブロックが行われることを確認した。

「Microsoft Office」(Word)の起動時に「Emotet」(Win32/PowEmotet.SB)を検出
最新の定義ファイル「1.353.1874.0」で発生しているようだ

 執筆時現在、Microsoft社からの声明はない模様。詳細が判明し次第、追記する。

[2021年12月1日14:45編集部追記] 編集部にて本件に対する声明の有無を日本マイクロソフト社に問い合わせたところ、『現在本件に関して公開予定の情報は特にございません。』とのこと。