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マルウェア「win32/hive.zy」が検出されるトラブル ~「Microsoft Defender」ウイルス対策の誤検知か

「Chromium」ベースのアプリで発生

「Chromium」ベースのアプリを起動すると「Microsoft Defender」ウイルス対策が「win32/hive.zy」というマルウェアを検知する

 日本時間9月4日より、内部で「Chromium」を利用するアプリ(「Google Chrome」や「Microsoft Edge」、「Spotify」など)を起動するたびに「Microsoft Defender」ウイルス対策が「win32/hive.zy」というマルウェアを検知する現象が発生しているようだ。編集部でも確認をした。

 Microsoftによる公式な声明はまだないようだが、同社のコミュニティサイトに寄せられた情報によると、これは誤検知のようだ。「セキュリティ インテリジェンス」をv1.373.1537.0へアップデートすることで解決するという情報もあるので、試してみるとよいだろう。

 「Microsoft Defender」ウイルス対策をアップデートするには、まず[スタート]画面から「Windows セキュリティ」を検索・起動する。次に[ウイルスと脅威の防止]画面へ切り替えて、[ウイルスと脅威の防止の更新]セクションにある「保護の更新」というリンクをクリックすればよい。

「Windows セキュリティ」を[ウイルスと脅威の防止]画面へ切り替えて、[ウイルスと脅威の防止の更新]セクションにある「保護の更新」というリンクをクリック
「Microsoft Defender」ウイルス対策をアップデート