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Apple、「HomeKit」の脆弱性を修正した「iOS 15.2.1」「iPadOS 15.2.1」をリリース

iCloudリンクの問題にも対処

Apple、「iOS 15.2.1」「iPadOS 15.2.1」をリリース

 米Appleは1月13日(現地時間)、「iOS 15.2.1」「iPadOS 15.2.1」をリリースした。不具合や脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンでは、以下の問題が解決された。

  • “メッセージ”でiCloudリンクを使用して送信された写真を読み込めないことがある問題
  • 他社製のCarPlay対応Appで入力に反応しないことがある問題(iOSのみ)

 セキュリティ関係の修正は1件。「HomeKit」アクセサリの名前の処理に問題があり、サービス拒否(DoS)が発生する可能性のある欠陥(CVE-2022-22588)が対処されているとのこと。

 「iOS 15」はiPhone 6s以降、iPhone SE第1世代以降、iPod touch第7世代以降で利用可能。アップデートは自動更新機能により無償で提供されるが、「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェア・アップデート]セクションから手動でアップデートすることもできる。

 一方、「iPadOS 15」の対応デバイスは、iPad Pro(すべてのモデル)、iPad第5世代以降、iPad mini 4以降、iPad Air 2以降。「iOS」と同じく、「設定」アプリから無償でアップデートできる。