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「ElevenClock」でマルウェア検出の報告 ～Windows 11のサブモニターにも時計を表示するツール【1月19日追記】

1月19日、マルウェアとして誤検知されなくなった「ElevenClock」v3.1.1が公開

2022年1月18日 15:03

「ElevenClock」でマルウェアが検知されるとの報告が相次ぐ

　Windows 11環境でもセカンダリモニターのタスクバーに時計を表示できるようにするツール「ElevenClock」で、マルウェアが検知されるとの報告が相次いでいる。編集部でも、「Microsoft Defender Antivirus」で「Trojan:Win32/Wacatac.B!ml」が検出されることを確認した。

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　開発元によると、「アバスト」「AVG」「BitDefender」などのセキュリティ製品でも「ElevenClock」がマルウェアと判定されるとのこと。内部でPythonプログラムを実行ファイルへ変換する「PyInstaller」が用いられていることが原因のようで、安全性に問題はないようだ。「アバスト」では誤検知として、すでに検出対象から除外されている。

「VirusTotal」における検出状況（午後2時半現在）。誤検知のようだが、いまだいくつかのセキュリティアプリでマルウェアと判定される

　また、本ソフトは「Microsoft Store」にも掲載されているが、正常にダウンロード・インストールできる。問題はないとみてよいだろう。

本ソフトは「Microsoft Store」にも掲載されているが、正常にダウンロード・インストールできる

［2022年1月19日編集物追記］ 1月19日、どのセキュリティソフトでもマルウェアとして誤検知されなくなった「ElevenClock」v3.1.1が公開された。