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日時の書式指定に対応した「ElevenClock」v3.3.0 ~タスクトレイの時計カスタムツール【3月9日追記】
Pythonスタイルで好みのフォーマットに。プレビュー機能も追加
2022年3月3日 08:53
タスクバーの時計をカスタマイズするツール「ElevenClock」が3月2日(日本時間)、v3.3.0へとアップデートされた。本バージョンでは、日付けと時刻のフォーマットをカスタムする機能が追加された。
Windows 11では、サブモニターのタスクバーに時計が表示されない。この問題を解決するために開発されたのが「ElevenClock」だ。来週の配信が予定されているWindows 11の月例更新プログラムを適用すれば、サブモニターのタスクバーにも時計が表示されるようになるため、本ソフト当初の目的は失われることになる。しかし、時計のデザインをカスタマイズできる点は魅力で、今後はその方面での機能強化に期待がかかる。
「ElevenClock」v3.3.0では、待望のカスタムフォーマット機能が追加。日時の書式を「Python」言語スタイルで指定できるようになった。たとえば、以下のようにすれば、年月日・時分秒を2行で表示できる。
// 以下の形式で日時を表示したい場合
// 2022年03月02日15時01分01秒
%Y年%m月%d日%H時%M分%S秒
// 二桁目の「0」を削除したい場合は、「#」を挟む
// 2022年03月02日15時1分1秒
%Y年%m月%d日%H時%#M分%#S秒
そのほかにも、OS標準のものと同じような長い日付けを表示するツールチップをカスタム時計に追加するなどの改善を実施。コンテキストメニューやIME切り替えの問題などが解決されているとのこと。
「ElevenClock」はWindows 11に対応するフリーソフトで、現在「GitHub」のプロジェクトページからダウンロード可能。「Microsoft Store」でも提供されている。
[2022年3月9日編集部追記] 3月8日付けで「ElevenClock」v3.3.1が公開され、カスタムフォーマット機能で設定した日時の書式をプレビューする機能が搭載された。
ソフトウェア情報
- 「ElevenClock」
- 【著作権者】
- Marti Climent 氏
- 【対応OS】
- Windows 11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.3.0(22/03/02)