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タスクトレイの時計カスタムツール「ElevenClock」がメジャーバージョンアップ

モニターごとに異なるスタイルを作成、時計に適用できるように

「ElevenClock」v4.0.0

 タスクバーの時計をカスタマイズするツール「ElevenClock」が1月14日(日本時間)、v4.0.0へとアップデートされた。1年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

 「ElevenClock」は、Windows 11のタスクバーの時計を自在にカスタマイズできるツール。もともとはセカンダリモニターのタスクバーにも時計を表示するためのツールだったが、Windows 11のアップデートでそれがサポートされた後も独自の改良を続けており、現在では時計のフォントや色を変更できるのはもちろん、「Python」言語のスタイルで日付の書式を指定したり、OS標準ではできない「秒表示」(Dev版で試験導入中)を行うことができる。

 v4.0.0の目玉は、モニターごとに時計をカスタマイズできるようになったこと。それぞれのモニターでタスクトレイの時計を右クリックし、[モニターツール]メニューから設定画面へアクセスすると、当該モニターにだけ適用される時計スタイルを作成できる。グローバル設定や他のモニターの設定をコピーし、それをもとにカスタマイズを行うことも可能だ。

モニターごとに異なる時計スタイルを作成
グローバル設定や他のモニターの設定をコピーし、それをもとにカスタマイズを行うことも

 そのほかにも、CPU使用率の削減や細部の調整が行われているとのこと。

 「ElevenClock」はWindows 11に対応するフリーソフトで、現在「GitHub」のプロジェクトページからダウンロード可能。ただし、「Microsoft Edge」などでダウンロードすると、「一般的にダウンロードされていません」というメッセージが表示される。

 これはまだ利用しているユーザーが少なく、安全であるかどうかを判断するためのデータが十分にない場合に表示されるものだ。実行しても問題はないと思われるが、心配ならば「Microsoft Store」からインストールするとよいだろう。「Microsoft Store」で提供されているバージョンはまだ古いままだが、Microsoftによる審査が完了し次第、v4.0.0へと更新されるはずだ。

ソフトウェア情報

「ElevenClock」
【著作権者】
Martí Climent 氏
【対応OS】
Windows 11
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.0.0(23/01/14)