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「Zoom」のブレイクアウトルームを会議参加者が折り畳み・展開可能に~v5.9.6が公開

招待者へのアクセス機能や、通訳者のオーディオ機能も拡張

 米Zoom Video Communicationsは2月28日(現地時間)、Windows版「Zoom」クライアントアプリの最新版v5.9.6を公開した。会議の参加者がブレイクアウトルームを選択する際に、ブレイクアウトルームを折りたたんだり、展開できるようになっている。

 多数のブレイクアウトルームが作成されている際に、参加者がそれを整理して目的の部屋を見つけやすくなる。

 さらに、ホストは招待者の中で誰が参加して、誰がまだ参加していないかを表示することができるようになり、まだ参加していない招待者に対してチャットやビデオ通話を行う機能がほとんどのアカウントに解放された。機能はこれまでBasicアカウントとProアカウントでのみ利用可能だった。もしも、自分のアカウントでまだこの機能が有効でない場合は、Zoomに連絡してほしいとのこと。

 加えて、通訳向けのオーディオ機能が拡張された。通訳はメインの音声以外に別の通訳の音声を選択して聴けるようになる。これにより、訳者がメインの音声で理解できない言語が話されていても別の通訳の音声を聴き、それをもとにした通訳が可能となる。

 これら以外では、公開チャンネルのメンション機能が強化され、チャンネルのメンバーでなくてもクリック可能になり、チャンネルをプレビューしたり参加したりできるようになった。

 また、Appの使用が事前に許可されている場合、通知が無効の状態でも通知が行われ、マーケットプレイスから任意のアプリをインストールできるようになっている。そのほか、セキュリティ強化やバグ修正も行われている。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.9.6(22/02/28)