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Windows版「Zoom」クライアントアプリのインストーラーに権限昇格の脆弱性

最新版で修正済み

Windows版「Zoom」クライアントアプリのインストーラーに権限昇格の脆弱性

 米Zoom Video Communicationsは4月9日(現地時間)、オンラインビデオ会議サービスWindows版「Zoom」クライアントアプリのインストーラーに脆弱性「CVE-2024-24694」が存在することを発表した。

 「CVE-2024-24694」は、インストーラーの権限管理が不適切なため、ローカルから権限を昇格されてしまう可能性がある。「Zoom」クライアントアプリv5.17.10より前のバージョンに影響し、最新版で修正済み。CVSSスコアは5.9、深刻度は「Medium」と評価されている。

 なお、現在の最新版は3月8日に公開されたv5.17.11。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 そのほか、同日Linux版およびmacOS版の「Zoom」クライアントアプリでも脆弱性が発表されている。いずれも最新版では修正済みとのことなので、アップデートを怠らないようにしよう。