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定番オーディオエンコーダー「fre:ac」がARM64にネイティブ対応、歌詞の編集機能も
Windows on Armデバイスのポテンシャルを引き出せるように
2022年1月24日 13:05
オープンソース・クロスプラットフォーム対応の定番オーディオエンコーダー「fre:ac」の最新版v1.1.6が、1月22日に正式公開された。本バージョンでは、Windows版でARM64アーキテクチャーがネイティブサポート。「Surface Pro X」をはじめとする「Windows on Arm」デバイスのポテンシャルを引き出せるようになった。
新機能としては、タグエディターで歌詞の閲覧・編集がサポートされたことが挙げられる。また、コマンドライン版の「freaccmd」でキューシートとプレイリストの作成がサポートされている。
「fre:ac」は、サウンドファイルを別のファイル形式へ変換したり、CDの音楽ファイルをリッピングできるフリーソフト。手持ちの音源をまとめて圧縮したり、ファイル形式を統一したいときにも役立つ。オープンソースで開発されており、“GNU General Public License(GPL)”ライセンス下で利用できる。対応OSはWindows/Mac/Linux/FreeBSDなど。
サウンドフォーマットはMP3、MP4/M4A、WMA、Ogg Vorbis、FLAC、AAC、WAVおよび独自形式「Bonk」をサポート。マルチコアCPUに最適化された高速なエンコーダー、CDDBに対応したID3タグ補完とファイル命名規則、40カ国語に対応したユーザーインターフェイスなどが特徴だ。インストール版のほかにも、USBメモリなどに入れて持ち運べるポータブル版、「Microsoft Store」から入手できるストアアプリが用意されている。
ソフトウェア情報
- 「fre:ac」
- 【著作権者】
- Robert Kausch 氏
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux/FreeBSDなど(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.1.6(21/01/22)