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Web版「Visual Studio Code」がオフライン動作に対応 ~PWAとしてインストール可能に

指定サイズ以下のリポジトリコンテンツを自動DLして高度な検索・定義移動も利用できる

Web版「Visual Studio Code」がPWAモデルを採用し、ホストOSへインストールできるように

 米Microsoftは2月3日(現地時間)、Web版「Visual Studio Code」がPWA(プログレッシブ Web アプリ)モデルを採用し、ホストOSへインストールできるようになったと発表した。いくつかのオフライン機能も有効化できるようになったとのことで、インターネット接続のない状態でもファイルをローカル編集できるようになった。

 Web版「Visual Studio Code」は、以下のURLから利用可能。Stable(安定)版とInsider版が用意されており、画面左下の設定メニューから相互に切り替えが可能だが、どちらも現在のところプレビュー提供という扱いになっているので注意したい。

「Visual Studio Code Insider」へスイッチして、次期安定版の機能を体験することも可能

 そのほかにも、Web版「Visual Studio Code」で作成されたコミットが「GitHub」UIで署名され、「検証済み」(Verified)としてマークされるようになった。メンテナーがフォークから提出されたプルリクエストにコミットすることもできる。また、[ソース管理]ビューでの複数選択や、空のコミットの作成もサポートされている。

 さらに、リポジトリ全体のテキスト検索や[参照へ移動]といった高度な機能を実現するため、一定以下のサイズのリポジトリコンテンツを自動的にローカルへダウンロードするオプションが追加された(remoteHub.experimental.fs.maxAutoDownloadSiz)。初期状態ではなにも指定されていないため、ダウンロードは行われない。

一定以下のサイズのリポジトリコンテンツを自動的にローカルへダウンロードするオプションが追加