「Microsoft Edge」のPWAアプリ対応が強化 ～タイトルバーのカスタムに対応、通知も強化

「Window Controls Overlay」でカスタムされたタイトルバー

　米Microsoftは10月21日（現地時間）、最近の「Microsoft Edge」で実施したプログレッシブ Web アプリ（PWA）関連の更新内容を明らかにした。

Window Controls Overlay API（Edge 105）

　「Window Controls Overlay」は、インストールされたPWAウィンドウのタイトルバーが使用する領域をコントロールするAPI。タイトルバーや閉じる・最大化・最小化ボタンなどがある領域は通常、OSが管理しているが（ノンクライアント領域）、それをPWAアプリが利用できるようになる。

　たとえばタイトルバーにボタンや検索ボックスを設けるといったカスタマイズが可能で、ネイティブアプリに近い操作性を実現できる。

通知の改善（Edge 105）

　以前のPWAアプリでは、通知トーストが「Edge」から送られてきたように見えていた。「Edge 105」ではこれが改善され、PWAアプリの名前とアイコンがトーストに反映されるようになっている。

PWAアプリの通を改善

サイドバー検索（Edge 101）

　「Edge 101」からPWAアプリのタイトルバーに検索アイコンが追加されており、サイドバーでWeb検索が行えるようになっている。

サイドバー（パネル）で「Bing」検索できるアイコンをタイトルバーに追加

　ただし検索エンジンは「Bing」に固定されているようで、「Edge」既定の検索エンジンを「Google」などに変更しても反映はされない。