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「Microsoft Edge 100」の同期機能はWebアプリ(PWA)にも対応 ~管理UIも新しく

Canary/Devチャネルでテスト開始

「Microsoft Edge 100」の同期機能はWebアプリ(PWA)にも対応

 米Microsoftは2月24日(現地時間)、「Microsoft Edge 100」で予定しているプログレッシブ Web アプリ(PWA)関連の機能を明らかにした。異なるデバイス間でのアプリの同期や、新しい[アプリ]パネルが導入される。

アプリの同期

 「Edge」は同期機能を備えており、お気に入りや履歴、Webブラウザーの設定などを複数のデバイス(厳密にいえば「Edge」インスタンス)で共有できる。今後のバージョンではこの同期機能が拡充され、他の「Edge」にインストールされているアプリ(PWAを含む)も同期できるようになる予定だ。

 他の「Edge」にはインストールされているにもかかわらず、現在利用中の「Edge」にインストールされていないアプリがある場合、[アプリの管理]ページ(edge://apps)に新設される[利用できるアプリ]セクションにそれらがリストアップされる。ここで[インストール]ボタンを押せば、わざわざWebサイトを訪問してアプリとしてインストールしなくても、手軽にお気に入りアプリを導入できる。

[アプリの管理]ページ(edge://apps)に[利用できるアプリ]セクションが新設
他の「Edge」で利用中のアプリがグレーアウトで表示され、[インストール]ボタンを押すだけで導入されるようになる

 なお、この機能が利用できるのは現在のところデスクトップ版のみだ。また、双方の「Edge」プロファイルは同じ「Microsoft アカウント」でサインインされている必要がある。

新しい[アプリ]パネル

 「Edge」の[…](設定など)メニューにあるコマンド(ダウンロード、履歴、お気に入りなど)の多くは、ポップアップやサイドパネルとして利用できるように設計されている。[アプリ]コマンドもそれに合わせれリニューアルされるとのこと。Webページを閲覧しながら、アプリの管理が行えるようになる。

ポップアップやサイドパネルとして利用できる[お気に入り]コマンド。[アプリ]コマンドもそれに合わせれリニューアルされる

 編集部ではまだ試すことができなかったが、リスト表示・グリッド表示の切り替えや、名前・インストール日時・最近利用した順による並び替えなどがサポートされるとのこと。

 「Microsoft Edge 100」は現在、「Microsoft Edge Insider」のCanary/Devチャネルで展開中。大きな問題がなければ、テストの終了後にStable(安定)チャネルにもロールアウトされる。