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Dev版「Microsoft Edge 100」、タブ検索機能を導入

大量に開いているタブから目的のものへすばやくアクセス

タブの検索機能が既定で有効化されたDev版「Microsoft Edge」v100.0.1163.1

 米Microsoftは2月15日(現地時間)、Dev版「Microsoft Edge」v100.0.1163.1をリリースした。本バージョンでは、タブの検索機能が既定で有効化された。

 タブの検索機能は、画面左上にある[タブ操作]メニューから利用可能。[垂直タブバーをオンにする]などのコマンドとともに、[タブを検索する]コマンドが新たに追加されている。

[タブ操作]メニュー

 このコマンドを実行すると、現在開いているタブのリストがアドレスバーの中央下へポップアップ表示され、最上部の検索ボックスにキーワードを入力すると、タブが絞り込まれる。ポップアップには最近閉じたタブもリストアップされるので、誤って閉じてしまったタブを開きなおしたい場合にも役立つ。

 なお、この[タブを検索する]コマンドはタブバーを水平表示している場合も、垂直表示している場合も利用できる。

 そのほかにも、アクセシビリティ設定における画像の自動キャプション、[Discover]などが既定で有効化されているとのこと。開発者向けには「WebView2」のAPIが拡充されており、任意のiframeからPermissionRequestedイベントをリッスンできるようになっているという。ただし、A/Bテストが行われている可能性があり、すべての環境で利用できるとは限らない点には注意したい。

 また、Android版でスクロールスクリーンショット(Scrolling Screenshot)機能が既定で有効化されている。詳細は下記ニュース記事を参照のこと。

 Dev版「Microsoft Edge」は、製品版に導入予定の新機能や改善をテストするために毎週更新されているプレビュー版、CanaryとBetaの間に位置付けられている。公式サイト「microsoftedgeinsider.com」から無償でダウンロード可能だ。

ソフトウェア情報

「Microsoft Edge Dev」Android向け
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Android 6.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
100.0.1163.1(21/02/15)