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Android版「Microsoft Edge」にスクロールスクリーンショット機能 ~Dev版で既定有効に
縦に長いWebコンテンツ全体をスクロールして、キャプチャーの開始・終了位置を決定
2022年2月21日 14:06
米Microsoftは2月15日(現地時間)、Dev版「Microsoft Edge」v100.0.1163.1をリリースした。Android版でスクロールスクリーンショット(Scrolling Screenshot)機能が既定で有効化されている。
「Android 12」以降のスクリーンショット機能(電源ボタンと音量小ボタンを同時に押す)には[キャプチャ範囲を拡大]というオプションが備わっており、スクリーンに表示しきれない部分をスクロールしてキャプチャー(撮影)できる。たとえば、縦に長い設定画面をキャプチャーしたい場合などに便利だ。これによく似た機能が、Android版「Microsoft Edge」にもたらされる。
スクロールスクリーンショットはロングスクリーンショット(Long Screenshot)とも呼ばれており、共有ハブから利用可能。コマンドの名前が[スクリーンショットの]で見切れている場合があるためわかりづらいが、閲覧画面右下の[共有]ボタンを押し、下の段の右から2番目のコマンドを実行すると、スクロールスクリーンショットが実行される。ユーザーは閲覧画面全体をスクロールしながら、キャプチャーの開始位置と終了位置を指定し、スクリーンショットをファイルとして保存りたり、他のアプリケーションへの転送(共有)できる。
また、「Edge」の起動中に電源ボタンと音量小ボタンを同時押ししてOSのスクリーンショット機能を呼び出したときも、「Edge」のスクロールスクリーンショットへアクセスするための補助ボタンが表示される。
Dev版「Edge」は、製品版「Edge」に投入される予定の改善や新機能を一足先にテストできるバージョン。「Google Play」から無償でダウンロード・インストールできる。
ちなみに、デスクトップ版「Edge」で縦長のWebコンテンツ全体をキャプチャーしたい場合は、スクリーンショット機能[Web キャプチャ]をメニューなどから呼び出し、[ページ全体をキャプチャ]オプションを選択すればよい。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Edge Dev」Android向け
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Android 6.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 100.0.1163.1(21/02/15)